もしニッポンが財政破綻したら何が発生するのか考えてみた。
政府は夜逃げをして一切の借金を踏み倒すのか。
国の財政破綻は、いっぺんでも返済が滞った時から発生する。
個人でも、返済が滞ると次回から金銭を貸してもらえなくなり、暮らし向きのためやむをえず、金利の高いヤミ金事業者から金銭を借り、返済金額が雪ダルマ式に増えていき、ますます返済が足踏みするという悪循環に陥ってしまう。
国家の場合もまったく同じで、返せない国には当然、誰もお金を貸さなくなる。国債が発行出来なければ国家の機能が停止してしまうので、しかたなく、表面金利を高くして国債を発行する。
高い金利で国債を発行すれば、返済金額も雪だるま式に増えていき、ますます誰も国債を買わなくなってしまう。しかたなく国債の金利を更に高くするという悪循環に陥り、ヤミ金業者から金を借りて、借金地獄に陥った個人と同じ状態に、一つの国家がなってしまう。
個人がヤミ金に手を出し、返済が遅れると、勤務先へ、自宅へ、深夜も、ヤクザまがいの怖い取立てに追われる。
日本政府が取立てに追われたら、国家権力を駆使して、警察や陸上自衛隊を使い、取立て業者を追い払うのか。
個人であれば、最後は自己破産して借金を帳消しにしてもらうか、夜逃げをするか、首を吊るか・・・
日本が財政破綻したら、国家権力を行使して、国の借金を強制的に帳消しにさせるのか、それとも、夜逃げをして、すべての借金を踏み倒すのか。
もし日本政府が、すべての借金を踏み倒して、夜逃げをしたらどうなるのか。
東西冷戦下なら日本が分断される可能性もあるだろうが、今の平和国家日本では、多少の内戦や暴動は起きるかもしれないが、その時はしばらく国連平和維持軍のお世話になって、米国や韓国の軍隊に駐留してもらえば済む。タイのように、自衛隊が政権を握って軍事制圧するとかそういう事はないだろう。
もし日本政府が夜逃げをして、国家としての統治能力を完全に失った後には、やがて、それぞれの地域ごとに小さな政府の仕組みが生まれるだろう。
それぞれの地域ごとに、地産地消による食文化が確立され、第一次産業を中心とした生産・消費・行政の仕組みが、それぞれの地域の実情に合った形で自然と出来上がり、奇しくも、それまで日本政府が推し進めていた地方分権が、日本の財政破綻という荒治療によって確立されるであろう。
ただその中で、多くの企業が集中して税収も安定している東京都だけは、周辺地域を併合して一つの独立国家として世界の国々と対等に渡り合うかもしれない。
■もし日本が破綻したら、⑥ 政府は夜逃げをして借金を踏み倒す|freemusic.jpNSFレンタルサーバー